アーティファクトを全部オーディンに献上すると、最強装備を失って詰みやすくなります。
「アーティファクト(artifact)」は英語で「人工物」を意味しますが、ヴァルキリープロファイルにおいては神や伝説の人物の手で作られた遺物として登場します。各ダンジョンの奥に潜むボスを倒した後、青い宝箱から入手できる特別なアイテム群であり、通常の武具とは格が違います。
アーティファクトには武器・防具・消費アイテム・配列変換素材など多様な種類があります。宝箱を開けると「オーディンに献上するか否か」を選ぶ画面が表示されます。これが多くのプレイヤーを悩ませる選択です。
ゲームの大前提として、アーティファクトの所有権は主神オーディンにあるとされています。そのため献上するとレナスの評価値が+1上昇し、献上しないと評価値が-5低下します。つまり1つ断るだけで、評価値が5ポイントも下がるわけです。
この「評価値」が実はゲームの命綱で、0になった状態でフィールドに出たりイベントを進めると、フレイに粛清されてCエンディングを迎えてしまいます。評価値は0~100の範囲で変動し、25以下になるとフレイからの警告が発生します。
ただし、評価値の低下はエインフェリアを神界転送することで十分に補えます。これが基本です。ゲーム攻略サイト「gcgx.games」によれば、優秀なエインフェリアを神界転送して戦争結果で+10の評価を得れば、アーティファクトを2個手元に残した場合のマイナス分(-10)を帳消しにできるのです。
ヴァルキリープロファイル攻略・解析サイト「gcgx.games」のアーティファクト完全一覧と詳細データ
全部で50種類以上のアーティファクトが存在し、入手できるダンジョンはそれぞれ異なります。難易度によって出現ダンジョンが変化するものもあるため、ハードとノーマル・イージーで入手できるアイテムが変わる点に注意が必要です。
以下は代表的なアーティファクトの種類と入手方法です。
| アーティファクト名 | 種類 | 主な効果 | 入手場所 |
|---|---|---|---|
| 宝剣グリム・ガウディ | 剣 | ATK+100、雷即死 | アルトリア山岳遺跡 |
| 不死鳥の羽 | 携帯 | 戦闘不能時に自動復活(破壊率10%) | 凶禍の森 |
| 青灰色の首飾り | 装飾 | LvUP時のCP+100 | ゾルデ地下墓地 |
| 幸せのコイン | 携帯 | 獲得経験値60%アップ | サッカス浸食洞 |
| 黄金の鶏 | 特殊 | チャプター毎に金の卵1~4個生成 | 奇岩洞窟 |
| 久遠の灯火 | 特殊 | 所持するだけで凍結無効 | 炎の城塞(ハードのみ) |
| 封印の小箱 | 配列変換用 | ノーブル・エリクサーに変換可 | アルトリア山岳遺跡 |
| ダマスクス製法書 | 配列変換用 | フェアリィ・ピアスに変換可 | ゾルデ地下墓地 |
| 聖杖ユニコーンズ・ホーン | 杖 | MAG+1300、大魔法使用可能 | アリアンロッドの迷宮 |
| 雷光剣シェドザード | 大剣 | ATK+900、雷即死 | アリアンロッドの迷宮 |
ハードモード限定で出現するアーティファクトも多く、難易度によって攻略の幅が変わります。特に「久遠の灯火」はハードモードの炎の城塞でしか入手できない貴重品で、装備不要・所持するだけでパーティ全員が凍結無効になるという破格の性能を持ちます。
原子配列変換用のアーティファクトも多数あります。例えば「封印の小箱」を配列変換するとHPを大幅回復できる「ノーブル・エリクサー」に変化し、「ダマスクス製法書」はアクセサリー「フェアリィ・ピアス」に変換できます。素材として非常に価値があるということですね。
評価値の仕組みを正確に理解することが、アーティファクト攻略の核心です。評価値が変動するのはアーティファクトの献上有無だけではありません。神界フェイズでの戦争結果や、エインフェリアの転送状況が大きく影響します。
評価値の主な変動要因を整理すると次のようになります。
- 宝箱を開けてアーティファクトを献上する → +1
- 宝箱を開けてアーティファクトを献上しない → -5
- 一度入手したアーティファクトを手元から献上する → +1
- 前チャプターでエインフェリアを誰も転送しなかった → -25
- 要求以上の勇者適性値のキャラを転送した → +5
- フレイの各種要望に応えた → 1項目につき +3
- 神界の戦争結果(お題目戦争) → -10 ~ +10
上記を見ると明らかなように、「誰も転送しなかった」場合の-25は非常に大きいペナルティです。対してアーティファクトを1個手元に残した場合の-5は相対的に小さいことが分かります。つまり-5が条件です。
さらに重要な裏技的な仕様として、評価値の最小値が0であることが挙げられます。評価値を下げる行動をとったとき、すでに0だった場合はそれ以上下がらず「0のまま」になります。このことを利用すると、評価値が0の状態になっても宝箱を1個だけ献上して評価値を1に戻し、そのままフィールドに出るという回避策が成立します。
「フェニックスガルド攻略サイト」によれば、緊急時の回復手段として「生命の腕輪」が最適とされています。「黄金の鶏」が毎チャプター産み落とす「金の卵」を配列変換すると「生命の腕輪」が生成され、この「生命の腕輪」はアーティファクトとして献上できます。つまり黄金の鶏を持っていれば、評価値の緊急回復用の「保険」を無限に生産し続けられるということです。これは使えそうです。
「フェニックスガルド」によるAエンド完全攻略 — 評価値・封印値の詳細な変動条件と具体的な手順
アーティファクトは基本的に手元に残す方針が有利です。ただし全て盲目的に持ち続ければよいわけでもなく、種類による優先度の判断が重要になります。
手元に残すべきアーティファクト(優先度:高)
- 🏅 幸せのコイン(サッカス浸食洞):装備キャラの獲得経験値が60%アップ。育成効率が劇的に向上する。小学校の通知表でいえばオール5相当の価値
- 🏅 青灰色の首飾り(ゾルデ地下墓地):Lvアップ時のCP+100。スキル習得に必須なCPを底上げできる
- 🏅 黄金の鶏(奇岩洞窟):毎チャプター「金の卵」1~4個を自動生成。評価値保険の量産や「生命の腕輪」生成に使える
- 🏅 久遠の灯火(炎の城塞・ハードのみ):持つだけでパーティ全員が凍結無効。後半ダンジョンの凍結攻撃が一気に無力化される
- 🏅 裂刀ファーウェル(水中神殿):攻撃ごとにダメージが5%ずつ増加(最大200%)。コンボを多く当てるほど爆発的な威力になる
献上を検討してよいアーティファクト(優先度:低)
- 配列変換用の素材としての価値はあるが、変換後のアイテムが不要な場合は献上でOK
- すでに武器・防具が充実していて使う機会がない低攻撃力の武器類
- 「炎呪の珠」のようにゲーム内での用途が実質ない道具類
困ったら配列変換可能かどうかを先にチェックする、これが基本です。例えば「封印の小箱」は見た目だけでは地味に思えますが、配列変換で「ノーブル・エリクサー」という強力な回復アイテムに化けます。手放す前に必ず配列変換テーブルを確認しましょう。
また「神さびた砂時計」(奉竜殿)のような、5ピリオド分時間を戻せるアイテムは特定の場面で非常に役立ちます。限られたピリオドを使いすぎた場合の巻き戻しに使えるため、手元に置いておく価値があります。
多くの攻略サイトでは「エインフェリアを育てて転送すれば評価値は問題ない」と書かれていますが、実はもう一歩踏み込んだ使い方があります。アーティファクトを「評価値の調整弁」として意図的にコントロールする戦略です。
Aエンドを達成するためには「評価値が0のままイベントを進めないこと」と「封印値をチャプター7までに36以下にすること」の両立が必要です。封印値は神界転送を行うと+12されるため、転送しすぎると36以下にできなくなるという矛盾が生じます。
そこで「アーティファクトを意図的に全て手元に保持して、評価値をコントロールする」戦略が有効です。具体的な手順はこうです。
まずチャプター1〜3では、アーティファクトを全部手元に残しながら優秀なエインフェリアを育てて転送し、神界フェイズで高評価(+10前後)を稼ぎます。この時期に評価値をバッファとして100付近まで蓄えておくのがポイントです。
チャプター4以降は封印値を下げる特殊イベントが発生します。転送人数を絞りながら封印値を36以下に向けて調整します。評価値が下がってきた場面では、手元に溜めたアーティファクトを1個ずつ献上して評価値を1ずつ回復させます。
この戦略の核心が「黄金の鶏」の活用です。奇岩洞窟(チャプター3)で入手できる黄金の鶏は、毎チャプター1~4個の金の卵を産み落とします。この金の卵→生命の腕輪への配列変換ループを使えば、評価値1の回復手段を事実上無限に補充できます。まさに評価値捏造キットといえます。
チャプター8開始時に評価値40以下であれば、ハードモードで出現する9個のアーティファクトの宝箱を開けずにおき、残っている宝箱を使って評価値を大きく変動させてA・B・Cの3エンドをすべて1周のセーブデータで分岐させることも可能です。これは意外ですね。
整理すると、アーティファクトは「献上するもの」ではなく「評価値の緊急調整弁として使うもの」と捉えると、攻略の自由度が格段に広がります。特にAエンドを初めて狙うプレイヤーは、黄金の鶏を早めに確保することを最優先に考えてみてください。
「彩りの大地」による評価値・封印値の理論値計算と転送人数の詳細な数式解析