トリガー作品一覧|設立から現在までの全作品と魅力

TRIGGERの全アニメ作品を年代順に一覧で紹介。キルラキルからダンジョン飯まで、各作品のあらすじ・見どころ・監督情報を徹底解説。どの作品から観始めればいいか迷っていませんか?

トリガー作品一覧|設立から現在の全作品と特徴

サイバーパンク エッジランナーズは、世界200か国・1800万票の頂点に立ったのにNetflixでしか見られません。


📺 この記事の3ポイントまとめ
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TRIGGERとはどんなスタジオ?

2011年にガイナックス出身の今石洋之・大塚雅彦らが設立。「オリジナル作品を自分たちで作り続ける」という信念のもと、国内外から熱狂的な支持を集めるアニメスタジオ。

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代表作はどれ?

『キルラキル』『リトルウィッチアカデミア』『プロメア』『SSSS.GRIDMAN』『サイバーパンク エッジランナーズ』『ダンジョン飯』など、年代別に15作品以上を制作。

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海外での評価は?

クランチロール・アニメアワード2023でアニメ・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、国際的な評価も非常に高い。海外ファンの比率が高いスタジオとして知られる。


トリガー作品一覧【初期〜2015年】:キルラキルが生んだ熱狂の原点


TRIGGERは2011年8月22日、ガイナックス出身の大塚雅彦・今石洋之・舛本和也の3名によって設立されました。社名は「作品が弾丸だとしたら、それを打ち出す引き金でありたい」という想いに由来します。設立時からの合言葉は「オリジナル作品を自分たちで作り、原作権を持つ」こと。これが後の全作品のクオリティと個性を支える基盤になっています。


2012年、最初の作品となるWebショートアニメ『インフェルノコップ』を「日本アニメ(ーター)見本市」向けに公開。1話あたり数分という超短編でしたが、そのカルト的な面白さで根強いファンを獲得し、スタジオの名を広く知らしめるきっかけとなりました。


2013年10月、ついにTRIGGER初となるオリジナルTVアニメ『キルラキル』が放送開始。今石洋之監督のもと、脚本・中島かずきとのコンビが生み出した熱狂的なバトルアニメで、主人公・纏流子が「極制服」を身にまとい戦う姿は世界中のアニメファンを震撼させました。国内にとどまらず北米・欧州でも爆発的な人気を獲得し、まさにTRIGGERの名刺代わりの作品となっています。


2014年には原作付きTVアニメ『異能バトルは日常系のなかで』を制作。小説原作の本作で、TRIGGERは初めて他社IPへの参加を経験しました。異能に目覚めたのに何も起こらない、という逆張りの設定が独特のユーモアとして機能した作品です。


2015年には、Kickstarterのクラウドファンディングを通じて約7,400万円(62万5,518ドル)を集めた短編映画の続編『リトルウィッアカデミア 魔法仕掛けのパレード』が公開されました。注目すべきはその支援者の大半が海外ユーザーだったという事実で、設立からわずか4年でTRIGGERが世界規模のブランドになっていたことを示しています。


同年、Webショートアニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』も配信。意図的に枚数を抑えたリミテッドアニメーション表現を全面採用し、海外ファンの間で「芸術かギャグか」という議論を巻き起こした問題作でもあります。


タイトル 形態 監督
2012 インフェルノコップ 短編Web 今石洋之
2013 キルラキル TVアニメ 今石洋之
2014 異能バトルは日常系のなかで TVアニメ 大塚雅彦(総)
2015 リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード 劇場短編 吉成曜
2015 ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン Web配信 今石洋之


キルラキルから始まる怒涛の初期作品群が、TRIGGERの基盤です。


参考:TRIGGERオフィシャルWORKSページ(制作作品の公式一覧として信頼性が高い)
ANIMATION STUDIO TRIGGER Inc. - WORKS | 株式会社トリガー


トリガー作品一覧【2016〜2018年】:リトルウィッチアカデミアとSSSSシリーズの登場

2016年は、TRIGGERにとって大きな転機の年でした。まず『宇宙パトロールルル子』(今石洋之監督)を深夜ショートアニメとして放送。キルラキルとはまるで異なる方向性のユルさとシュールさが話題を集め、「TRIGGERは常に読めない」というイメージをファンに植え付けました。


同じく2016年には、『キズナイーバー』(小林裕幸監督)が放送開始。痛みを共有する装置「キズナシステム」に巻き込まれた若者たちの群像劇で、TRIGGERが人間ドラマにも真摯に向き合えるスタジオであることを証明した一作です。


そして2017年1月、Kickstarterで集めた資金をもとに制作されたTVアニメ『リトルウィッチアカデミア』(吉成曜監督)が放送開始。全25話で構成された本シリーズは、魔法学校に通う女の子・アッコの成長を描いたオリジナルストーリー。Netflixでの全世界同時配信も行われ、子どもから大人まで幅広い層に受け入れられました。これはTRIGGER作品が「コアなアニメファン専用」ではないことを示した重要な作品です。これが基本です。


2018年10月には、円谷プロの特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原案とした完全新作アニメ『SSSS.GRIDMAN』(雨宮哲監督)が放送開始。特撮×アニメという異色の組み合わせ、かつ独特の日常描写と巨大ヒーロー戦闘の対比が国内外で高く評価されました。クランチロールを通じた海外配信では特に米国ファンの間で爆発的な反響があり、TRIGGERの海外展開をさらに加速させた作品です。


雨宮哲監督は本作について「今の若者が持つリアルな感情と、ヒーローの非日常を並置することで、見ている人の心に何かが刺さるようにしたかった」と語っています。こういった監督ごとの強烈な個性が、TRIGGERのブランド力の源泉になっています。


タイトル 形態 監督
2016 宇宙パトロールルル子 TVアニメ(ショート) 今石洋之
2016 キズナイーバー TVアニメ 小林裕幸
2017 リトルウィッチアカデミア TVアニメ(全25話) 吉成曜
2018 SSSS.GRIDMAN TVアニメ 雨宮哲


SSSSシリーズは特撮ファンにも必見です。


参考:SSSS.GRIDMANと特撮原作の関係性について、円谷プロとの協力体制が詳しく解説されています
監督・雨宮哲(TRIGGER)、脚本・長谷川圭一インタビュー | コミックナタリー


トリガー作品一覧【2019〜2022年】:プロメアとサイバーパンクで世界を制覇

2019年5月、TRIGGERにとって初の完全オリジナル劇場アニメ『プロメア』(今石洋之監督)が公開されました。炎を操るバーニッシュ族と彼らを鎮圧する消防ロボット組織の戦いを描いた本作は、公開直後から口コミが広がり異例のロングランを記録。興行収入は最終的に15億円超、観客動員数は100万人を超えました。劇場アニメとしては中規模な規模で公開されながら、これだけの収益を上げたのはほとんど前例がありません。


プロメアのヒットは、TRIGGERのスタジオとしての経営体力を証明した出来事でもありました。劇場アニメは制作費の回収リスクが非常に高いジャンルですが、同作は北米でも公開され、GKIDSが配給を担当。海外での評価も上々で、TRIGGERが「劇場作品でも世界で戦えるスタジオ」であることを示しました。意外ですね。


2020年には『BNA ビー・エヌ・エー』(中山龍監督)をNetflixオリジナルアニメとして世界同時配信。人間と獣人が共存する近未来を舞台にした社会派作品で、差別や偏見というテーマを真っ向から扱いながらも、エンターテインメントとして成立させた稀有な一作です。


2021年には『SSSS.DYNAZENON』(雨宮哲監督)を放送。SSSS.GRIDMANと同じグリッドマンユニバースに属する作品ながら、直接の続編ではなく独立したストーリーが展開されます。「繋がっているようで繋がっていない」この構造が、視聴者を驚かせました。


同年、Disneyのオファーを受けて、TRIGGERは『スター・ウォーズ:ビジョンズ』に参加。「THE TWINS」と「The Elder」という2話を担当し、Disney+にて全世界に配信されました。スター・ウォーズという世界最大級のIPとのコラボは、TRIGGERの実力が国際的に認められた証です。


そして2022年9月、Netflixオリジナルアニメ『サイバーパンク エッジランナーズ』(今石洋之監督)が配信開始。ポーランドのゲーム会社CD Projekt REDのRPG『サイバーパンク2077』のスピンオフとして制作されたこの作品は、全10話というコンパクトな構成ながら怒涛のドラマ性とTRIGGERらしいアクション演出で世界中に衝撃を与えました。


翌2023年3月、同作は200を超える国と地域のアニメファンによる約1,800万票の投票で決まる「クランチロール・アニメアワード2023」で最高賞の「アニメ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。これは『鬼滅の刃』や『進撃の巨人』などの超大作と並んで戦い、頂点を取ったということです。つまりTRIGGER史上最大のヒットです。


タイトル 形態 特記事項
2019 プロメア 劇場アニメ 興収15億円超・観客動員100万人超
2020 BNA ビー・エヌ・エー Netflixアニメ Netflix全世界配信
2021 SSSS.DYNAZENON TVアニメ グリッドマンユニバース第2弾
2021 スター・ウォーズ:ビジョンズ Disney+配信 「THE TWINS」「The Elder」担当
2022 サイバーパンク エッジランナーズ Netflixアニメ クランチロール・アニメ・オブ・ザ・イヤー2023受賞


参考:プロメアのロングランヒットの裏側に迫るプロデューサーインタビュー記事。ビジネス構造がわかりやすく解説されています
アニメ映画『プロメア』12億円突破 仕掛け人が語るヒットの裏側 | 日経クロストレンド


トリガー作品一覧【2023年以降】:ダンジョン飯と最新作まで

2023年3月、TVシリーズをまとめた劇場総集編として『劇場総集編 SSSS.GRIDMAN』と『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』が2週間限定上映されました。それぞれ書き下ろしボイスドラマ付きのイラストカードが入場特典として配布され、ファンへのサービスも充実していました。


同年3月には劇場版『グリッドマン ユニバース』も公開。SSSS.GRIDMANとSSS.DYNAZENONの2作品を雨宮哲監督が集大成としてまとめた作品で、両シリーズのキャラクターが一堂に会する展開がファンの間で大きな話題を呼びました。


2024年1月からは、九井諒子の人気漫画を原作とするTVアニメ『ダンジョン飯』の放送が開始。シリーズ累計発行1,000万部を超える大人気作品のアニメ化を担当したTRIGGERは、原作の緻密な世界観を丁寧に映像化することに成功しました。


本作は放送開始直後からNetflixの「非英語TV番組 全世界週間視聴数ランキング」に初登場6位でランクインするなど、海外での人気も圧倒的でした。2024年冬クールの話題作ランキングでは1位を記録し、国内外で「2024年最も話題になったアニメ」として語られています。これは使えそうです。


ダンジョン飯は「TRIGGERがいつも作るオリジナル作品ではなく原作付き」という点でも注目されました。もともとオリジナルにこだわるスタジオでしたが、2016年の福岡スタジオ設立以降、原作付き作品も積極的に受注できる体制が整い、ダンジョン飯のような大型IPのアニメ化も実現しています。


また2025年7月には、CD Projekt REDとNetflixによって『サイバーパンク エッジランナーズ2』の正式制作が発表されました。ファンにとっては待望の続報で、TRIGGERの進化がさらに期待されています。


タイトル 形態 特記事項
2023 劇場総集編 SSSS.GRIDMAN 劇場版(総集編) 2週間限定上映
2023 劇場総集編 SSSS.DYNAZENON 劇場版(総集編) 2週間限定上映
2023 グリッドマン ユニバース 劇場アニメ SSSSシリーズ集大成
2024 ダンジョン飯 TVアニメ(2クール) Netflix全世界週間視聴6位・冬クール話題作1位
未定 サイバーパンク エッジランナーズ2 Netflixアニメ(制作発表) 2025年7月正式発表


参考:ダンジョン飯アニメの海外での人気と反応をまとめた記事。Netflixランキングデータなど具体的な数字が確認できます
『ダンジョン飯』の海外人気は高い?理由や人気キャラクターを解説 | IPマグ


トリガー作品のおすすめ視聴順と各作品の見どころ:初心者向けガイド

「どの作品から見ればいいかわからない」という方は多いはずです。TRIGGERの作品は基本的に各作品が独立しているため、どこから始めても問題ありません。ただし、初めて観る場合は作品の「温度感」で選ぶのがおすすめです。


🔥 とにかく熱くなりたい方に:キルラキル → プロメア


キルラキルは全24話で、まさにTRIGGERの原点です。怒涛の展開と熱量、独特のビジュアルスタイルで、観た後には思わず叫びたくなるような高揚感があります。その後でプロメアを観ると、今石監督の演出が10年間でさらに洗練されていることに気づきます。


😲 じっくりドラマを楽しみたい方に:SSSS.GRIDMAN → SSSS.DYNAZENON → グリッドマン ユニバース


3作品を順番に観ることで、雨宮哲監督の世界観が積み重なる体験ができます。それぞれ独立したストーリーですが、グリッドマン ユニバースで「あの感覚」が帰ってきます。SSSS.GRIDMANは全12話と短く、試しに観るのにも最適です。


万人向けの作品から入りたい方に:リトルウィッチアカデミア → ダンジョン飯


リトルウィッチアカデミアは全25話で、アクション・コメディ・感動がバランスよく混在しています。ダンジョン飯は全24話で、グルメ×ファンタジーという取り合わせが見事で、アニメをあまり見ない方にも入りやすい作品です。シリーズ1,000万部以上の原作漫画も読みやすいので、気に入ったら原作チェックもおすすめします。


🌐 Netflixユーザーなら:サイバーパンク エッジランナーズ


全10話で一気見できる構成です。ゲーム『サイバーパンク2077』の知識は不要で、アニメ単体として完結しています。1,800万票の頂点に立った作品を自分で確かめてみてください。


  • 🔥 キルラキル(全24話):TRIGGERの原点。今石洋之×中島かずきの熱量100%の作品
  • 🧙 リトルウィッチアカデミア(全25話):万人向けのほっこり魔法学校アニメ。Netflix配信あり
  • 🤖 SSSS.GRIDMAN(全12話):特撮×アニメの異色コラボ。雨宮監督の繊細な日常描写が光る
  • 🔥 プロメア(劇場版):TRIGGERの集大成的な劇場アニメ。興収15億円超の実力作
  • 🐉 ダンジョン飯(全24話):2024年最話題作。世界Netflix週間視聴6位を記録
  • 🌆 サイバーパンク エッジランナーズ(全10話):全世界1,800万票で選ばれたアニメ・オブ・ザ・イヤー


作品同士は基本的に繋がりなしで独立しています。


TRIGGERの作品はNetflix・Amazon Prime Video・dアニメストア・U-NEXTなどで配信されているものが多く、サブスクリプションサービスを活用することで効率よく視聴できます。各プラットフォームの配信ラインナップは変わることがあるため、観たい作品が配信されているか事前に確認するのが確実です。


トリガー作品が持つ独自スタイル:なぜ世界中で支持されるのか

TRIGGERの作品が国内外で長年にわたって愛され続けている理由は、単なる「作画クオリティの高さ」だけではありません。「TRIGGERのカラーは監督のカラー」という代表取締役社長・大塚雅彦の言葉が示すように、各作品には担当監督の強烈な個性が全面的に押し出されています。


今石洋之監督のキルラキル・プロメアは「ダイナミックなカット割りと圧倒的なエネルギー感」、吉成曜監督のリトルウィッチアカデミアは「キャラクターの感情を余すところなく伝える繊細な演技アニメーション」、雨宮哲監督のSSSSシリーズは「日常と非日常を対比させる独特の間と空気感」と、それぞれが明確に異なる個性を持っています。


これが可能なのは、TRIGGERがオリジナル作品を中心に制作し、原作権を自分たちで持つというビジネスモデルを採用しているからです。通常のアニメ制作では原作者・出版社・スポンサーなど多くの利害関係者がいるため、監督が「自分の作りたいもの」をそのまま形にするのは難しい構造になっています。TRIGGERのやり方はこれと一線を画しています。


また、設立当初から海外市場を強く意識していたことも大きなポイントです。北米最大のアニメコンベンション「ANIME EXPO」には毎年参加しており、コロナ禍でさえオンラインイベントを通じてファンとの繋がりを維持しました。このような姿勢が「TRIGGERは海外ファンのことを見ている」という信頼感を生み、国際的なファン層の厚さに繋がっています。


さらに特筆すべきは、スタジオとしての長期的な視点です。大塚社長は会社の成長を「成長期(最初の10年)→安定期(2021〜2030年)→改革期(2031年〜)」という30年スパンで設計しています。「次の次の世代の監督を育てる」という理念のもと、社内での人材育成にも力を入れており、今後も第2・第3の今石洋之が登場してくる可能性は高いと言えます。これが基盤です。


TRIGGERの今後の動きを追うには、公式Xアカウント(@trigger_inc)やオフィシャルサイトをチェックするのが最も確実です。新作発表はANIME EXPOなどの大型イベントで行われることが多く、毎年7月前後に新情報が公開されるケースが多いため、アニメファンであれば注目しておく価値があります。


  • 🎯 監督の個性を最大限に活かす体制:大塚社長が「TRIGGERのカラーは監督のカラー」と公言するほど、各作品に監督の世界観が全面反映される
  • 🌐 設立当初からの海外意識:ANIME EXPOへの毎年参加など、ファンとの距離を縮める取り組みを継続。海外ファンの比率が特に高い日本アニメスタジオのひとつ
  • 🏗️ 30年スパンの経営設計:成長期・安定期・改革期という長期計画のもと、次世代クリエイターの育成も重視。スタジオとしての持続性が高い
  • 💰 原作権の自社保持:オリジナル作品中心で原作権を自社に持つことで、クリエイターへの還元とブランド強化を両立


参考:TRIGGER代表・大塚雅彦氏のインタビュー記事。スタジオの理念・経営方針・監督育成の考え方が詳しくわかります
作り手の熱量の"渦"から、良いアニメは生まれる。TRIGGER代表・大塚雅彦 | エクスペリエンスデザイン




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