3期が終わって続きをただ待つだけでは、原作が完結しないまま4期は永遠に来ないかもしれません。
2026年3月現在、アニメ「ログ・ホライズン」第4期に関する公式発表は一切行われていません。制作会社のスタジオディーンも、放送局のNHK Eテレも、続編に関するアナウンスを出していない状況です。
過去のシリーズを振り返ると、第1期(2013年秋)・第2期(2014年秋)と比較的早いペースで続いたものの、第2期終了から第3期(2021年冬)まで実に約6年のブランクがありました。第3期終了からすでに約5年が経過している2026年時点で、4期の気配はまだ感じられない状況です。
過去シリーズの放送実績はこちらの通りです。
| シリーズ | 放送期間 | 話数 | 制作会社 |
|---|---|---|---|
| 第1期 | 2013年10月〜2014年3月 | 全25話 | サテライト |
| 第2期 | 2014年10月〜2015年3月 | 全25話 | スタジオディーン |
| 第3期「円卓崩壊」 | 2021年1月〜3月 | 全12話 | スタジオディーン |
| 第4期 | 未発表 | 未定 | 未定 |
4期が発表なしという状況ですね。しかし「可能性がゼロ」とも言い切れないのが、このシリーズの面白いところでもあります。なぜなら、第3期も長らく沈黙が続いたのち、2020年に突然制作が発表されたという前例があるからです。それを踏まえると、ファンとしてはまだ諦めるには早いと言えるでしょう。
📌 Wikipedia:ログ・ホライズン(アニメ)— 各期の放送情報・スタッフ一覧の参照に
4期実現の最大のハードルは、原作ラインノベルの進捗が事実上止まっていることです。これが核心です。
原作者・橙乃ままれ氏が「小説家になろう」に連載しているWeb小説は、現在Ep.14「黄昏の孤児(みなしご)」の途中まで公開されています。ところが、この章の更新が2018年頃からほぼ止まっており、すでに7年以上の長期停滞状態が続いているのです。
アニメ第3期「円卓崩壊」はEp.13「夜啼鳥の唄」編までを描いていました。つまり4期をアニメ化するとなれば、Ep.14からのスタートになります。しかし現状では、そのEp.14自体が未完です。さらにアニメ1クール(12〜13話)を制作するためには、最低でもEp.16程度までのストックが必要と見られており、現時点では到底足りない状況です。
原作の進捗が止まった背景の一つとして、橙乃ままれ氏が2015年に法人税法違反容疑で告発(約3,000万円の脱税)された件が挙げられることがあります。有罪判決(懲役10ヶ月・執行猶予3年)を受けた後、執筆ペースは大幅に落ちました。2026年現在も氏の公式サイトの更新は散発的で、原作の本格的な再開はまだ見えていません。
つまり4期には原因が2つあるということですね。原作のストック不足と、作者の執筆状況です。この二点が同時に解決しない限り、制作会社がゴーサインを出すことは難しいでしょう。
もし4期が制作されるとすれば、どのくらいのスケジュールになるのでしょうか。
まず前提として、アニメ化には「制作決定から放送まで」に通常1年半〜2年程度かかります。そのため、今日明日に制作発表があったとしても、実際の放送は早くて2027〜2028年になる計算です。これが基本的な時間感覚です。
さらに現実的な話をすると、4期実現には以下の条件が揃う必要があります。
- 📝 原作Ep.14「黄昏の孤児」の完結
- 📝 Ep.15・Ep.16の公開(最低2エピソード分のストック確保)
- 📝 スタジオディーンやNHKエンタープライズによる制作費・体制の確保
- 📝 橙乃ままれ氏の執筆活動の本格的な再開
これらの条件がすべて揃うまでの期間を考えると、現実的な放送時期は2028年以降というのが大方の見立てです。楽観的に見ても、2027年内に制作発表が出るかどうかというラインでしょう。
ただし、このシリーズは第3期の例があります。第3期の発表は2020年1月で、誰もが「5年ぶりの続編はないだろう」と思っていた時期でした。驚きがあったということですね。4期も同様に、突然の発表という形で実現する可能性は捨てきれません。
仮に4期が制作されるとすれば、どのような物語が展開されるのでしょうか。原作をもとに予想してみます。
3期「円卓崩壊」の最終話では、アキバの円卓会議が実質的な崩壊を迎え、新たな統治組織「アキバ統治府」の台頭が描かれました。シロエは一人で世界の謎に挑む覚悟を固め、物語は次なる段階へと歩み出す形で締めくくられています。続きが気になる終わり方でしたね。
4期ではEp.14「黄昏の孤児(みなしご)」からスタートすると予想されます。この章では、故郷を持たない存在として異世界に取り残された「大地人」の子供たちと、冒険者たちの関係性がより深く掘り下げられる模様です。また、大陸間の政治的な駆け引きや、世界フラクションの真相に迫る伏線が回収されていく展開も期待されています。
シロエやアカツキ、直継(なおつぐ)といった主要キャラクターたちがどのような成長を見せるかも注目ポイントです。特に3期で印象的な活躍をしたミノリ・トウヤ・セルゲイ・イズス組の今後も、4期への大きな期待要素の一つと言えるでしょう。
物語は完結に近づきつつあるということですね。原作者の橙乃ままれ氏は2018年のRe:Fractionイベントにて、Ep.15「Coppelia, Tiered Islands」とEp.16「Theldesia's Friday」というタイトルを予告しており、物語のゴールは見えています。あとは「いつ書かれるか」という問題です。
4期を待つ間に改めて振り返りたいのが、このシリーズがなぜここまで多くのファンを掴んでいるかという点です。
「ログ・ホライズン」は2013年、「小説家になろう」原作作品として史上初めてアニメ化されたタイトルです。歴史的な意義があったということですね。当時はソードアート・オンライン(SAO)が「ゲーム世界系」アニメの代表格でしたが、ログ・ホライズンはまったく異なるアプローチをとりました。
SAOが「ゲームからの脱出」「死んだら現実でも死」というサバイバル路線を追求したのに対し、ログ・ホライズンは「ゲームの世界でどう社会を作るか」という社会学的・政治的なテーマを前面に押し出したのです。主人公のシロエ(本名:城鐘恵・23歳)は、最強の剣士でも魔法使いでもなく「付与術師(エンチャンター)」というサポート職。強さでねじ伏せるのではなく、頭脳と戦略で世界を変えていく姿が「俺TUEEE系」とは一線を画す魅力として評価されました。
作品の累計部数は2015年時点で160万部を突破しており、dアニメストアが実施した「dアニメストアアワード2014」では年間視聴ランキング5位を獲得するなど、配信面での需要も高い作品です。これは使えそうな情報ですね。
また、音楽面でも特徴的で、第1・2期のOPはMAN WITH A MISSIONが担当した「database feat. TAKUMA(10-FEET)」、第3期OPはBAND-MAIDの「Different」という豪華な顔ぶれ。作品のスケールを音楽面でも体感できる構成になっています。4期ではどんなアーティストが担当するのかも、今から楽しみなポイントです。
📌 ファミ通:アニメ「ログ・ホライズン」5年ぶり新作「円卓崩壊」発表時の記事 — シリーズの歩みを振り返るのに最適
4期の公式発表を待ちながら、今できることがあります。まず原作小説を読んで、アニメの続きを先取りするのが最も確実な方法です。
現在アニメ化されていない原作のEp.13(書籍版第11巻「ログ・ホライズン11 記憶の中の晩餐会」以降)は、電子書籍などで読み進めることができます。U-NEXTやDMMブックスでは初回利用時のポイントや割引を活用できるため、まとめて購入するコストを抑えやすいです。
過去シリーズの視聴環境については、第1期〜第3期が複数のVODサービスで配信中です。代表的なものをまとめます。
| サービス | 配信状況 | 月額(税込) | 無料期間 |
|---|---|---|---|
| U-NEXT | 1期〜3期 ◎ | 2,189円 | 31日間 |
| dアニメストア | 1期〜3期 ◎ | 660円 | 31日間 |
| DMMTV | 1期〜3期 ◎ | 550円 | 14日間 |
| Hulu | 1期〜3期 ◎ | 1,026円 | なし |
アニメのみ見返すならdアニメストアやDMMTVがコスパ◎です。原作小説も一緒に読み進めたいならU-NEXTが最もおすすめです。毎月1,200円分のポイントをライトノベル購入に充てられるため、出費を抑えながら原作の世界を深掘りできます。
4期の制作発表は、原作の動向と切り離せません。橙乃ままれ氏の公式サイト(tounomamare.com)や、アニメ公式Twitterアカウント「@loghorizon_DORT」をフォローしておくと、速報を見逃さずに済みます。続報を逃さないのが条件です。