キャットリンを無視してレベル上げすると、同じ時間で得られるEXPが最大5分の1以下になる。
オクトパストラベラーのゲームバランスはよく調整されており、ストーリーをそのまま進めるだけで適正レベル付近まで自然に育つ設計になっています。そのためストーリー中に無理にレベル上げをする必要はほぼありません。ただ、攻略の節目でまとめてレベルを上げておくと、その後の戦闘がぐっと楽になります。
レベル上げのタイミングとして特に重要なのは次の4つです。
これらのタイミングを無視してボス戦に突入すると、レベル不足で詰まりやすくなります。注意が必要です。
序盤で特に覚えておきたい基礎知識は「仲間の人数と敵の出現数の関係」です。パーティを4人にすることで、出現する敵が4〜5体に増えます。1人や2人で戦うと敵が2〜3体しか出現しないため、1回の戦闘で得られるEXPが大幅に少なくなってしまいます。つまり仲間4人が基本です。
また、敵をブレイクすると獲得EXPに+10%のボーナスが付きます。さらに1ターン目で全滅させると獲得JPが+10%に。小さな差に見えますが、何十回・何百回と繰り返す中で積み重なってくる数字です。序盤から意識しておく価値があります。
レベル上げを本格的に始める前に、必ずEXP・JPの倍率を上げる装備とサポートアビリティを整えましょう。準備なしで狩り始めると、獲得できる経験値が最大で半分以下になってしまいます。これは大きな時間ロスです。
獲得EXPを増やす手段は以下の3種類です。
| 手段 | 種類 | 効果 |
|---|---|---|
| 隊長のバッジ | 装備品 | 獲得EXP +50% |
| 獲得EXPアップ | 武芸家のサポアビ | 獲得EXP +50% |
| ブレイクボーナス | 戦闘ボーナス | 獲得EXP +10% |
「隊長のバッジ」は、メインストーリークリア後にウェルスプリングにいるベイル隊長から受けられるサブストーリー「守護隊長ベイル、その後」をクリアすると入手できます。ゴールドショアにいるドノヴァン司教から「探る」または「聞き出す」で「ドノヴァンの様子」の情報を得てベイル隊長に伝えることでクリアです。
「武芸家の獲得EXPアップ」は、武芸家のアビリティを4つ習得すると解放されるサポートアビリティです。これを装備するだけで獲得EXPが1.5倍になります。なお、複数人に同じアビリティを装備しても効果は重複しないので1人だけで十分です。これが条件です。
隊長のバッジと獲得EXPアップを同時に装備すると、ブレイクボーナスも合わせて最大2.2倍の経験値を獲得できます。たとえばブルジョワキャットリン(基礎EXP2,000)を倒した場合、補正なしだと2,000EXPのところ、2.2倍だと4,400EXPになります。この差は非常に大きいですね。
JPについても同様に「友情のバッジ(JP+50%)」と「星詠人の獲得JPアップ(JP+50%)」を組み合わせると、最大JP×2.2倍が達成できます。セントブリッジのネイトから受けられるサブストーリー「仲良し3人組、その後」をクリアすると友情のバッジが入手可能です。EXP狩りと並行してJPも効率的に稼ぎましょう。
また、敵との遭遇率を上げる「引き寄せのリボン」も重要なアイテムです。中盤のスティルスノウでサブストーリー「若者の旅立ち」をクリアすることで入手できます。「エンカウント半減」のサポアビを外し、引き寄せのリボンを装備することで遭遇率が上がり、周回効率が大幅に向上します。
次に、攻略時期別のおすすめレベル上げスポットを3か所紹介します。これらの場所に共通しているのは、キャットリン系モンスターの出現率が全フィールドの中でもトップクラスに高い点です。
| ダンジョン | 危険度Lv. | おすすめ時期 | キャットリン出現率 |
|---|---|---|---|
| 王家の墓 | 25 | 第2章開始前 | 約6% |
| 船喰みの穴 | 35 | 第3章クリア後 | 約6% |
| 氷竜の口 | 45 | 最終章〜クリア後 | 約4% |
🏰 王家の墓(危険度Lv.25)
ハイランド地方「西ストーンガード山道」の中腹に位置するダンジョンです。出現する敵は全て剣が弱点なので、商人の「傭兵よび(傭兵)」にブーストをかけるだけで大部分の敵を1ターンでブレイクできます。パターン化しやすいので、初めてのレベル上げスポットとして最適です。
キャットリンとジェントルキャットリンが約6%という高確率で出現します。出現したら精霊石(大)を投げれば先攻できて確実に倒せます。迷ったらここに来ればOKです。
⚓ 船喰みの穴(危険度Lv.35)
コーストランド「西ゴールドショア海道」の先にあります。第3章をクリアしてパーティが強化された後のレベル上げに最適な場所です。王家の墓と同様、キャットリン出現率が6%と高く、EXPとJPを効率よく稼ぐことができます。
🐉 氷竜の口(危険度Lv.45)
フロストランド「南ノースリーチ雪道」にある終盤のレベル上げスポットです。このダンジョン最大の特徴は、キャットリン・ジェントルキャットリン・ブルジョワキャットリンが同時に3匹出現することがある点です。3匹全てを倒すと一度の戦闘で5,000EXP以上を獲得できます。これはかなり大きな数字です。
ちなみに、他のフィールドでは通常1種類しかキャットリン系が出ず、出現率も3〜4%程度です。この3か所が特別に恵まれたポイントというわけです。
キャットリン系モンスターを確実に倒せるかどうかが、レベル上げ効率の分かれ道になります。ただし倒し方を知らないと意外と手こずります。なぜなら、これらのモンスターは回避率が極端に高く、通常の物理攻撃がほとんど当たらないからです。
各キャットリン系の基本スペックは以下の通りです。
| 名前 | HP | シールド | 獲得EXP | 獲得JP | 獲得リーフ |
|---|---|---|---|---|---|
| キャットリン | 4 | 2 | 1,000 | 150 | 3,000 |
| ジェントルキャットリン | 8 | 4 | 200 | 400 | 3,000 |
| ブルジョワキャットリン | 80 | 4 | 2,000 | 1,000 | 50,000 |
HPは低いながら、ダメージを1/100に軽減する特性を持ち、物理攻撃の命中率が非常に低いです。放っておくとすぐ逃げてしまいます。対処法は属性攻撃・必中技を使うことです。
キャットリン(HP4)の倒し方
一番シンプルなのは、商人の「傭兵よび」でブーストを3段階かけた山賊を呼ぶ方法です。確実にダメージが通ります。また、魔法攻撃は命中率100%なので、学者のサイラスの大魔法攻撃(2回攻撃判定あり)も有効です。精霊石(大)を使う方法も確実で、特にシールドが2のキャットリンに対しては2発の精霊石大で突破できます。
ブルジョワキャットリン(HP80)の倒し方
HPが80あるので魔法一発では倒せません。商人の「傭兵よび」で「古兵」にブーストをかけて使うと大ダメージを与えられます。ある程度レベルが上がり、魔力が高くなれば大魔法の複数回攻撃で突破できるようになります。シナリオ終盤以降でないと安定しにくいので、無理に序盤で倒そうとしなくて大丈夫です。
また、これらのモンスターは行動速度も高いため、俊敏のリングやエレメントライトアーマーなど行動速度を上げる装備を事前に用意しておくと先手を取りやすくなります。先手が取れるかどうかが勝負の鍵です。
ここは検索上位の記事があまり掘り下げていない、ゲームを進めて初めて気づくポイントです。オクトパストラベラーでは、戦闘に参加していない控えメンバーには経験値が一切入りません。パーティは8人まで仲間にできますが、実際に経験値が入るのは戦闘に出ている4人だけです。これを知らないと、あとから仲間にしたキャラが大幅にレベルが低いまま放置されがちです。
この問題への対策として、レベル上げを行う際は「固定メンバー2組(各4人)」を意識的に設定することが重要です。1組目で一定時間狩りを行ったら、2組目に切り替えてまた狩りを繰り返すというサイクルが効率的です。サイラスとプリムロゼはそれぞれの性能が特に高いため、別々のパーティに分散させると2組ともバランスよく戦えます。
さらに、戦闘中に仲間が死亡した場合も経験値は入りません。これは意外と見落としがちなルールです。なるべく全員生存の状態でバトルを終えることが、EXP効率の最大化につながります。
実際の終盤パーティ例を挙げると、次のような構成が効率的です。
この編成で魔力が魔術師960・学者850以上あれば、氷竜の口などの高レベルダンジョンで敵を大魔法の1発で全滅させることも可能になります。つまり1ターンクリアが安定するということです。
なお、摩訶不思議の舞(踊子のアビリティ)は最大でEXP・JP100倍効果がありますが、100倍が出る確率は非常に低く、安定性に欠けます。ブーストして5倍を狙うのが現実的です。100倍狙いを主体にするのはおすすめしません。安定した回転数を優先しましょう。