クリアカード編のアニメは「子ども向けだから大人は楽しめない」と思っている、あなたはそれで数千円分のグッズを買い損ねていますよ。
「カードキャプターさくら クリアカード編」のアニメは、CLAMP原作の同名漫画(2016年〜2024年連載)を映像化した作品で、2018年1月7日よりNHK BSプレミアムにて放送が開始されました。毎週日曜朝7時30分というゴールデン帯に近い枠での放送で、全22話が2018年6月まで放送されました。
これが重要なポイントです。オリジナルシリーズ(クロウカード編・さくらカード編)の放送終了から実に約18年という長い年月を経て制作された続編であるにもかかわらず、監督の浅香守生氏・アニメーション制作のマッドハウスという、オリジナル1期と同じスタッフ・制作体制が維持されています。
つまり「かつての制作チームが帰ってきた」ということですね。
物語の舞台はオリジナルシリーズの直接の続きです。さくらが中学1年生へ進学するシーンから始まり、前作の最終シーンを描き直した形でシームレスにつながっています。香港に戻っていた小狼が友枝町に戻ってきてさくらと再会し、新たな学校生活をスタートさせるところから新章が動き出します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送開始 | 2018年1月7日(NHK BSプレミアム) |
| 話数 | 全22話 |
| アニメ制作 | マッドハウス |
| 監督 | 浅香守生 |
| 原作 | CLAMP(なかよし連載) |
| 主人公年齢 | 中学1年生(さくら) |
放送当時は「オリジナルシリーズを知らない新規ファン」と「約20年ぶりに帰ってきた旧来のファン」が同時に視聴したことで、視聴者層が非常に広かったことも特徴的でした。NHKの再放送も定期的に行われており、NHK Eテレでは繰り返し再放送がかかっていることから、現在も新規視聴者の流入が続いています。
参考:カードキャプターさくら公式サイト クリアカード編TVシリーズ情報(スタッフ・キャスト・あらすじ掲載)
https://ccsakura-official.com/anime/index5.html
クリアカード編のストーリーは、前作でさくらが集めた「さくらカード」がすべて透明になって消えてしまうところから幕を開けます。再び不思議な力が友枝町に現れ、さくらは夢の中で出会った「鍵」に導かれながら新たなカード「クリアカード」を集め始めるという構成です。
注目すべき点は新キャラクターの登場です。謎めいた転校生・詩之本秋穂(しのもとあきほ)と、彼女の世話をする執事・ユナ・D・海渡(かいと)という2人が主要な鍵を握ります。秋穂はさくらと深く共鳴する不思議な力を持っており、海渡は強力な魔術師であることが徐々に明らかになっていきます。花江夏樹さんが担当した海渡のキャラクターは、一見穏やかながら核心を知る人物として物語全体を支える重要な存在です。
ストーリーの大きなポイントを整理するとこうなります。
全22話のなかで特筆すべきは、第22話(最終話)です。アニメはクリアカード編の途中で終わっており、物語の核心的な謎である「夢の中のフードをかぶった人物の正体」「海渡の真の目的」が解決されないまま幕を閉じています。これは原作マンガがまだ連載中だったためで、そのため続編制作の発表(2023年)へと繋がっていきます。
意外なのが、アニメ版と原作漫画版でストーリーの一部が異なる点です。例えばアニメ版ではさくらが「小狼が何かを隠していることを知っている」という演出があり、漫画版とは異なるニュアンスで描かれています。アニメ独自の解釈が加えられているため、原作を読んでいる方もアニメ版は別の楽しみ方ができます。
クリアカード編の音楽は、作品のクオリティを大きく底上げした要素のひとつとして多くのファンから高く評価されています。
OPテーマ「CLEAR」は坂本真綾さんが担当しました。作詞は坂本真綾本人、作曲はいきものがかりの水野良樹さんという豪華なタッグです。坂本真綾さんといえば、1999年のさくらカード編で「プラチナ」という名曲を歌い上げた方であり、約20年ぶりに同シリーズの主題歌へ戻ってきたことは大きな話題になりました。これは使えそうです。
後半のOPに差し替えられた「ロケットビート」は、詩之本秋穂の声優・鈴木みのりさんが担当する役・秋穂のキャラクターソングとも位置づけられる楽曲です。
EDテーマ「Jewelry」を手掛けたのは早見沙織さんです。作詞・作曲ともに早見沙織さん本人が手がけており、シリーズを通じたキャラクターたちへの深い理解と愛情が詰め込まれた一曲となっています。後半のED「リワインド」は秋穂の声優・鈴木みのりさんが担当し、秋穂の心境を反映したリリカルな内容になっています。
音楽全体の監修は根岸貴幸さんが担当しており、劇伴もオリジナルシリーズの雰囲気を引き継ぎつつ、クリアカード編の透明感・神秘感を表現した楽曲群で構成されています。「CLEAR」はOPテーマとしてリリースされ、ミュージックビデオも公開されています。シリーズに思い入れのある方なら、主題歌だけでも聞く価値は十分にあります。
参考:TVアニメ『カードキャプターさくら クリアカード編』OPテーマ「CLEAR」詳細情報(リスアニ)
https://www.lisani.jp/0000102360/
クリアカード編のアニメは複数の動画配信サービスで視聴できます。これが基本です。
主要な配信サービスをまとめると以下のとおりです。
| サービス名 | 配信状況 | 無料期間・月額(目安) |
|---|---|---|
| U-NEXT | 見放題 | 初回31日間無料 / 2,189円(税込) |
| Hulu | 見放題 | 1,026円(無料期間なし) |
| dアニメストア | 見放題 | 初月無料 / 660円 |
| DMM TV | 見放題 | 初回14日間無料 / 550円 |
| Netflix | 見放題 | 890円〜(無料期間なし) |
| バンダイチャンネル | 一部無料・有料 | 第1話のみ無料 / 220円/3日間 |
無料でまず試したい場合は、U-NEXTの31日間無料トライアルが最も長い無料視聴期間を備えており、全22話を一気見しても十分な余裕があります。dアニメストアは月額660円と低コストながら充実したアニメラインアップが特徴で、クロウカード編・さくらカード編など過去のシリーズもまとめて見たい方に向いています。
あまり知られていない点として、NHKオンデマンドでも配信されています。NHK制作のアニメという特性から、NHKオンデマンドでの配信は安定しており、NHKプレミアム会員であれば視聴できます。またNHK Eテレでは再放送も定期的に行われているため、無料で視聴できるタイミングも年に複数回あります。
視聴方法は確認して選んでください。「最初から全シリーズをまとめて見たい」という方には、U-NEXTやdアニメストアのように旧シリーズも含めた幅広いアニメを取り揃えているサービスがおすすめです。特にU-NEXTはアニメの配信ラインアップが豊富で、CCさくら関連作品(劇場版2本を含む)も整っています。
2023年4月1日、東京・品川インターシティホールで開催された「さくらフェス2023」において、アニメ続編の制作が正式に発表されました。この発表は4月1日というエイプリルフールのタイミングだったため一瞬「嘘では?」と疑った人も多かったようですが、公式サイト・プレスリリースで正式確認された本物のニュースです。
続編制作の発表内容のポイントは以下の通りです。
発表から現在(2026年3月)まで約3年が経過していますが、放送時期の正式アナウンスはまだ出ていません。ファンの間では「2028年=オリジナルアニメシリーズ放送開始30周年」に合わせて放送されるのではないかという予測も根強くあります。
続編放送まで時間がある今、知っておくと得するのが「原作を先に読んでおく」という方法です。原作は2024年1月に全80話・全16巻で完結しており、単行本やデジタル配信で全巻読める状態です。原作ではアニメ22話で止まった謎が完全に回収されており、海渡の正体・夢の中の人物の目的・クリアカードの真相などが丁寧に描かれています。
意外なのがこの点です。原作コミックスを先に読んでいるファンほど「続編アニメへの期待値が高い」という声が多い傾向があります。原作の最終章はファンの間でも「歴代最高傑作」と称されることが多く、これをどのようにアニメで映像化するかが続編最大の注目ポイントになっています。
参考:アニメ「カードキャプターさくら クリアカード編」続編制作決定の正式発表(ナタリー)
https://natalie.mu/comic/news/519167
参考:CCさくら公式サイト 作品紹介ページ(クリアカード編全80話完結情報掲載)
https://ccsakura-official.com/intro/

一番くじ アニメ カードキャプターさくら クリアカード編~Charmful collection~ ラストワン賞 木之本桜 -さくらカード編- ラストワンver.