おにまい声優が語るキャラクターの魅力と収録秘話

人気アニメ『おにまい』の声優陣が、キャラクターの魅力や収録現場での裏話を語ります。アニメファンなら見逃せない内容ですが、声優の演技力や作品への愛情はどこまで深いのでしょうか?

おにまい声優インタビュー

『おにまい』声優インタビューのポイント
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キャラクターへの理解

声優陣がそれぞれのキャラクターをどう捉えているか

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収録現場の雰囲気

和気あいあいとした現場の様子や苦労話

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作品への思い入れ

声優陣の『おにまい』に対する熱い想い

おにまい9
お兄ちゃんはおしまい! 9巻

※2024年9月27日発売

おにまい声優陣が語るキャラクターの魅力

『お兄ちゃんはおしまい。』(通称:おにまい)の声優陣が、演じるキャラクターたちの魅力について語っています。主人公・緒山まひろ役の高野麻里佳さんは、まひろの成長過程に注目しています。

 

「まひろは元は男の子なので、もみじたちと会話するときはどんな距離感で接すればいいのか、考え抜いて演じていました。ここまで『おにまい』を見てくださった皆さんは、きっと第1話のまひろとは印象が違って見えると思いますが、それはもみじをはじめとする友人たちがいてくれたからこそ起きた変化なんです。」と高野さんは語っています。

 

妹・緒山みはり役の石原夏織さんは、みはりの複雑な心境を表現することに苦心したそうです。「お兄ちゃんを女の子にしてしまったみはりとしては『こんな日が来るとは思っていたけど……』という展開が待っています。」と石原さんは述べ、みはりの葛藤を表現することの難しさを語りました。

おにまい声優が明かす収録現場の裏話

収録現場の雰囲気について、声優陣は和気あいあいとした楽しい空気感だったと口を揃えています。穂月かえで役の金元寿子さんは、「アフレコが癒しの時間になっています。」と語り、作品の温かな雰囲気が収録現場にも反映されていたことがうかがえます。

 

穂月もみじ役の津田美波さんは、アドリブの多さを印象的だったと振り返ります。「食事シーンのアドリブがメチャクチャ楽しかった気がします。どのキャラクターにもアドリブがたくさんあったのが印象的でした。」と津田さんは語っています。

 

また、桜花あさひ役の優木かなさんは、アドリブで演じた"妖怪枕返し"のエピソードを明かし、収録現場の自由な雰囲気を伝えています。

おにまい声優が感じた作品の魅力と意外な発見

声優陣は、『おにまい』の魅力について、コメディ要素と人間ドラマのバランスの良さを挙げています。高野さんは「コミカルTS作品というだけでなく、人間ドラマとしても大好きな作品になりました。」と語り、作品の多面的な魅力を強調しています。

 

石原さんは、アニメならではの表現力に感銘を受けたと語ります。「やっぱり絵の説得力が大きいです。みはりちゃんに対するまひろちゃんの身体の小ささやリアクションなど、アニメの絵と動きが入ることでキャラクター性が肉付けされました。」

 

意外な発見として、高野さんは第5話のプリクラシーンを挙げています。「脚しか映っていないのにテンションアゲアゲでうれしそうな気持ちが伝わってきて、脚だけでこんなに感情を表現できるんだって驚きました。」と、アニメーション表現の奥深さを語っています。

おにまい声優が語る最終回への思いと今後の展望

最終回の収録を終えた感想として、声優陣は名残惜しさと達成感を口にしています。石原さんは「やっぱり寂しさは感じますね。毎週の放送をみるたびに『あの収録、めっちゃ面白かったな~。』って思い出します。」と語り、作品への愛着を示しています。

 

高野さんも「本当に『おにまい』の収録は毎回めちゃめちゃ楽しかったよね。最終回の収録後、『本当に来週は収録がないんですか!?』っていうくらい寂しくなっちゃいました。」と振り返り、収録現場の楽しさを伝えています。

 

今後の展望については、続編への期待の声も上がっています。石原さんは「また、みんなで集まって続きをやってみたいなって心から思います。」と語り、作品への愛着と継続への希望を示しています。

おにまい声優が挑戦した新たな演技技術

『おにまい』の収録を通じて、声優陣は新たな演技技術にも挑戦しています。高野さんは、まひろの女性化に伴う声の変化を表現するために、特別なボイストレーニングを行ったそうです。「男性から女性への変化を自然に表現するために、声帯の使い方から学び直しました。」と高野さんは語っています。

 

石原さんは、みはりの科学者としての一面を表現するために、専門用語の発音練習に励んだそうです。「難しい科学用語をスムーズに話せるように、何度も練習を重ねました。」と石原さんは振り返ります。

 

また、津田さんは、もみじの感情の起伏を表現するために、新たな演技アプローチを試みたそうです。「もみじの感情の波を表現するために、呼吸法を工夫しました。息の使い方一つで、キャラクターの内面をより深く表現できることを学びました。」と津田さんは語っています。

 

これらの新たな挑戦は、『おにまい』の世界観をより豊かに表現することに貢献し、声優陣の演技の幅を広げる機会となったようです。

 

声優の演技技術向上の取り組みについて、以下のリンクで詳しく解説されています。

 

『おにまい』の声優陣による座談会の様子を収めた動画もYouTubeで公開されています。キャラクターへの思いや収録秘話など、貴重なエピソードが語られていますので、ぜひご覧ください。
TVアニメ『お兄ちゃんはおしまい。』"おにまい"高野麻里佳&石原夏織スペシャルコメント動画

 

『おにまい』の声優陣が語る、キャラクターの魅力や収録現場の裏話は、アニメファンにとって貴重な情報源となっています。彼らの熱意と努力が、作品の魅力をさらに引き立てていることがよくわかりますね。今後の展開や、声優陣の新たな挑戦にも注目していきたいところです。